足裏を使うようになった

前回「グローブの向き」はこちら

今回は足裏を、ということで、
野球部員時代の僕はスポーツの動作の中で、着地や蹴り出しの際に「足裏の全面積を使っている」状態でした。現在は足裏を「部分的に使う意識」で野球をプレーしたりランニングをしています。

足裏の使い方が意識されず、足裏全体であらゆる動作をしていた。

これはきっと足首、ひいては下半身の動きに関わっているのではないかな。
足裏を全体均一に使っていたなら、地面からの反力が垂直に向いてしまうので、横に動きたい時に力がうまく効かない。

例えば、守備で打球に反応する際、足裏全体でスタートを蹴り出すと、蹴り出した足はその方向に全力で動いてしまう。しかも反対の足や体全体は意外と連動していない。このときその方向にも実は速くスタートできていないし、打球方向が逆だったら、目も当てられない遅れに。よくそうなっていました。

前後左右それぞれへの動きに、足裏の力点を変えた。

いま僕が使う方法だと、例えば左に動きたいときには右足親指の付け根だけで蹴り出す意識だと、体は左側に動いてくれて且つ微調整がしやすい。このとき蹴り出しには力む必要がなく、わずかな力を一瞬使うだけ。「スタートが遅い!」「無駄な動きが多い!」と言われ続けてきたけど、これでだいぶ解消されました。

足指が働きやすいインソール。格子状に目が走っている。

この結論には、足指を活用して歩いたり走ったりすることで辿り着きました。足指を活用するには、「タオルギャザー」と呼ばれる足指でタオルを手繰り寄せるトレーニングで養えると思いますが、僕は足指が自ずと働くインソールを買って半年ほど履いていました(現在でも時々使っています)。足指活用ができるようになると、履き慣れたスニーカーで足裏を効果的に使える実感を持てました。ということで、足指の動きを養うことも大事にしたいですね。

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